お留守番
今日部活に行ったらミムさまにいきなりこう言われた。
『今日8時から9時の間俺んちで留守番しといてくんない。荷物が届くから。はい、鍵。』
断るすきを全く与えてくれなかった。
こんな風に女の子をデートに誘おうと思った。
部活が終わり、のんびりしていたらミムさまにこう言われた。
『早く俺んち帰れ!!』
もう、強引なんだから…。
とりあえず言われるがままにダッシュでミムさま宅に帰った。
部屋に入ったらお腹が空いてきたからとりあえず冷蔵庫を開けて、お茶とカロリーメイトを3つ食べた。
暇だったのでテレビをつけた。
パソコンの電源もいれた。
クーラーの温度も16℃にしてやった。
ラブレターの下書きも見てやった。
よくこんなこっぱずかしいこと書くぜ。
そんなこんなしていたら眠くなったので一眠りした。
起きたらドアにクロネコヤマトの紙が挟まっていた。
バレたらまずいので、その紙をクチャクチャに丸めてゴミ箱に捨ててミムさま宅をあとにした。
あ〜快適だった。
荷物って僕のことだったのかな。
ちゃんちゃん。
まこちゃんちゃん。